【山形市偉人まとめ】三上千代(みかみちよ)をご紹介

【山形市偉人まとめ】三上千代(みかみちよ)をご紹介

山形県山形市の偉人、三上千代をまとめてご紹介致します。三上千代はハンセン病患者に尽くした看護婦です。ナイチンゲール記章を受章しました。現在でもハンセン病で大変な思いをしてきた患者さんが多く、社会問題として取り上げられています。

ハンセン病は抗酸菌の一種であるらい菌が原因といわれています。皮膚のマクロファージ(白血球の一種)、体の各部に繋がる末梢神経への感染で起こります。明治6年ノルウェーの医師、マルウェル・ハンセンが発見した事が名前の由来とされています。

主な症状は段階があり、痛みやかゆみなどがない発疹、丘疹、結膜炎、涙管閉鎖、神経障害、軟骨の変形、皮膚がん、肝炎、四肢の萎縮、欠損など。現在では新規感染者は稀といわれています。

ハンセン病と戦った看護婦、三上千代は明治時代から昭和まで日本各地の病院で勤務し、多くの患者さんへ希望を与え、命を救いました。大変な偉人だと思います。

ナイチンゲール記章とは、赤十字国際委員会が医療現場で大変な活躍した看護婦へ送る章です。他には福祉の活躍について黄綬褒章(おうじゅほうしょう)、勲四等瑞宝章(くんよんとうずいほうしょう)という勲章も受賞しています。

山形市の大変な偉人ですので、観光、出張などでお越しの際は三上千代について調べられてはいかがでしょうか?